公益社団法人 博多法人会

活動報告

ACTIVITY REPORT

部会活動

青年部会 社会貢献活動

毎年2月に実施しておりました社会貢献活動(ソフトバンクホークス宮崎キャンプ見学)ですが、回を重ねるにあたり「小さい児童が移動に疲れる」「安全面の配慮」などの検討事項が増えてきました。そこで博多法人会青年部会では例年取り組んでいる基本路線は変えずに、キャンプでの臨場感をいかに体現してもらうか、選手との交流、そして何より参加した児童がいかに楽しめるかという観点を軸に福岡ソフトバンクホークスさんと意見交換し、前年度より福岡ソフトバンクホークスさんに施設訪問を御願い致しております。「児童たちの喜ぶ顔が見たい!」我々博多法人会青年部会と同様、福岡ソフトバンクホークスさんもこの取り組みに対しては熱い想いを持っていただいていることも、三位一体となることができている一助であると感じます。

本年度は福岡市早良区にあります「福岡子供の家」さんとなります。前回とは違う取り組みとなるため、キャッチボール、バッティング、スピードガン、サイン会といった児童とのふれあいを中心とした内容をお話したところ、快く賛同していただきました。また、運動スペースの確認・雨天時の対策・安全考慮など、当日の成功を祈りながら入念に打合せを重ねて参りました。福岡子供の家さんからご理解・ご協力をいただき、当日は43名(児童30名・職員13名)もの参加をいただくことができました。

 

12月8日(日)は天気もよく、冷え込みも厳しくなく、まさに絶好のコンディション。

我々博多法人会は9:00に「福岡子供の家」さんに集合。(参加者14名)

福岡ソフトバンクホークスさんも9:00に到着され、事前準備を手際よくされると同時に、イベントを行う上での施設状況・安全面への考慮など、とても念入りに下調べをされておりました。

 

9:30 福岡ソフトバンクホークスさんに司会進行をお渡しし、今年度の社会貢献活動スタートっ!

当初、福岡ソフトバンクホークスさんよりお越しいただく方は「現役選手とOB」という組み合わせでお願いしていたのですが、現役選手となると日程調整や確約ができないということもあり、今回は福岡子供の家さんの了承を得たうえで、著名なOB2名にお願いすることとなりました。

 

新垣 渚さん

城所 龍磨さん

 

皆様、ご説明は宜しいですよね。著名といっては失礼にあたるくらい、人気・実績共に申し分ないお二人を招いての社会貢献活動となりました。

一見、接しにくいんじゃないのかなと思ってしまった自分が恥ずかしいくらい、お二人ともすぐに児童の皆さんと溶け込んでおりました。

ウォーミングアップから始まり、ジョギングをして身体を温める様は・・・既にキャンプさながら。

児童たちも一生懸命身体を動かし、一瞬一瞬を楽しんでいるようでとても良い表情を見ることができました。

昨年同様、ジョギングのあとは投げ方や取り方を教えてもらいながらのキャッチボール。

打撃チャレンジでは豪快にフルスイングをする児童が多く、元気いっぱいな姿をみせてくれました。

スピードガンコンテストにおいては、児童と職員のガチバトル!

なんとか先生の面目は守れましたが、遊びとはいえ、男と男の真剣勝負は見ものでしたね。

チーム対抗戦で競い合ったストラックアウトは白熱した展開となり、僅差で勝負がつくという見ごたえ十分な内容でした。

個々での競い、チームワークでの競い・・・野球を通じて様々な気づきや学びがあったのではないでしょうか。

グラウンドでの野球教室が終わると、今度は室内へ移動です。

福岡ソフトバンクホークスさんからのご厚意でいただいたユニフォームと帽子を身に付けた児童たちからの質問タイムです!

大人では聞けないあんなことやこんなことを質問する児童たちをよそ目に、サラッとユーモア溢れる回答をされる新垣さんと城所さん。

少し漫才をみているような掛け合いもありながら、質問タイムは大盛況!

そのあと、サインを賭けたじゃんけん大会も開催!

屋外同様、室内でもしっかりと盛りあげてくださいました。

ソフトバンクホークスさんとの交流が終わると、昼食会場に向けて出発っ!

昼食会場は「八仙閣」。

今回も弁当ではなく、「円卓形式」でのランチとしました。

児童とはいえ、高学年・中学生にもなると食べる量は大人と一緒ですね。

大皿で提供される料理もあっという間に空になり、次の料理を待つ状況。

食べ盛りの児童にはちょっと物足りない量だったのかもしれませんが、大皿で取り分けるスタイルは新鮮だったようです。

ランチもひと段落したところで・・・【Mr.モーリー】の登場っ!

(ご存知ないかたは「Mr.モーリー」で検索してください。)

スプーンを曲げるマジックで児童の心を鷲掴みしたモーリーさんは、メンタリズムを披露し会場内をモーリーワールドへ誘います。

児童のみなさんからよく見えるところでのカードマジック。

タネと仕掛けを暴こうとする児童をあざ笑うかのようにどんどんとマジックを披露していくモーリーさんに児童のみなさんは夢中になっていました。

昼食終了後、児童のみなさん・職員のみなさんを福岡子供の家さんへ送迎。

バスの中では

「新垣さん、城所さんかっこよかった!」

「将来はマジシャンになる!」

「楽しかった!」

という声が飛び交っていました。

 

新たな取り組みとして2回目の社会貢献活動でしたが、反映すべき点や改善すべき点が多く見受けられました。

実施から得られたこれら諸事項を検証し、よりよい活動に繋げていけるように精一杯活動計画を練って参りますので、来年度以降も社会貢献活動へのご理解とご協力のほど何卒宜しく御願い申し上げます。

また、9月7日(土)に行いましたチャリティーコンペにて皆様からお預かりしましたお気持ちは、当日福岡子供の家様へお届け致しました。
ご賛同いただきました皆様へ心より御礼申し上げます。

(文 和田 義一)

日時
令和元年12月8日
場所
福岡子供の家

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